ブラジル当局、カルテルの疑いでタカタとオートリブの調査開始
[サンパウロ 7日 ロイター] – ブラジルの独占禁止当局CADEは、自動車部品メーカーのタカタ<7312.T>とスウェーデンのオートリブ<ALV.N>の現地部門が共謀して価格を不正操作していた疑いがあるとして、調査を開始した。CADEが6日遅く、明らかにした。
シートベルトやエアバッグ、ハンドルなどの製品で価格カルテルが行なわれていた疑いがあるという。
CADEは、市場シェアを有利に分け合うため、製造、および財務情報を共有していたなどの証拠が見つかったとしている。
タカタ現地部門の広報担当は、必要な措置をすべて講じており、当局に全面的に協力していると述べた。オートリブのコメントは現時点で得られていない。